天運モードと地力モード

麻雀の話

  • マージャンには天運モードと地力モードというものがあって、地力モードの時にどれだけ踏ん張れるかというのが強い人の条件になっている。
  • 具体的には、ツモ順が3, 2, 1 と来る場合と、1, 2, 3 と来る場合の確率は同じであるが、それがメンツになる確率は、3, 2, 1 と来た場合の方が高い。
  • いわゆる順目と逆目であり、この場合、3, 2, 1 が順目である。
  • 現時点の場が均一のランダムであれば、この順目と逆目が来る確率もランダムであるが、実際には偏りがあって、順目が偏っている場所、逆目が偏っている場所というものが存在する。
  • 例えば現時点で他家の手牌に1が多ければ、先に3が来る確率は1が来るよりも高くなる。
  • なので天(ツモ)だけでなく、地(場)の力をつかって勝てるかどうかがマージャンの勝率を高める要素となる。

  • Aクラスの麻雀で「手牌ではなく運を読み合う」というのは、地力(場)、流れ(偏り)、アヤを踏まえた上で、天運(ツモ)を読み合うというのが、マージャンというゲームの面白さであり、醍醐味であることを教えてくれている。