「ぽっぽー」 音が聞こえた。 汽車の汽笛の音である。この近くを汽車が走っているのだろうか? 周りを見渡してみたけれども、汽車らしきものがあるようには思えない。 ここは東京都会のど真ん中だ。 「何探してんだ?」 いっしょに歩いていた祐介が怪訝そう…
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